沖縄磁場データとDst指数予測値を用いた磁気圏擾乱の推測

磁気嵐やオーロラ活動が活発になると、磁気圏では様々な電流が発達します。
例えば磁気嵐の発達を示すDst指数は、地球全体を取り囲む大規模な赤道環電流の強さによって表されています。
一方、磁気嵐が急に発達した時や、サブストームなどオーロラ活動が活発になった時には、
局地的に強い電流が発達します。
この様な局地的な電流の変化を基に磁気圏擾乱の変化を推測するために、
沖縄の磁場変化から二つのデータを作成しています。

青線は、沖縄の磁場変化から静穏値及びDst指数予測値を差し引いて作成したものです。
磁気圏の赤道面に部分的に発達した環電流の変化を捉えることを目的としています。
磁気圏で擾乱が急に発生すると、このグラフが下へ下がる傾向があります。

赤線は、2時間の時間幅の中でどれだけ上記の青線が変化したか、最大の変化幅を求めて表示しています。
サブストームなどオーロラ活動が活発になった時に、このグラフは上へ上がる傾向があります。
こちらは変化幅が小さいので、2倍に拡大して表示しています。
現在のAE指数(3日幅)と比較してみて下さい。
ただし、オーロラの活動度を知るためにはAE指数の方が直接的であり、より適しています

図は3日間の幅でプロットしています。
時刻表示は世界時ですので、日本時間には+9時間することで換算できます。
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